「陽性患者数」推移グラフに「感染経路不明者数」を掲載する

[takainou]

改善詳細 / Details of Improvement

• 4/20に大村知事がTwitterに「週別感染者数と感染経路不明者数の推移」をまとめた表が投稿され、「感染経路不明者の割合はトータルで約25％ですが、直近の一週間は41％を超え、厳しい状況です。」とのメッセージが出されました。
• 感染経路不明者の発生は市中感染が起きている事を示し、クラスター化すると感染拡大する恐れがあります。陽性患者数全体に占める感染経路不明者の割合が増えるのは危ない兆候です。陽性患者数全体の推移を見るのも大切ですが、その中の感染経路不明者の推移もきちんと見ていく必要があります。
• 「陽性患者数」推移グラフの(週別)(日別)に「感染経路不明者数」を掲載するのが良いと考えます。
• もう少し様子をみようかと考えましたが、「検査陽性者の状況」の陽性者数と「陽性患者数」の数値ズレを解消する #336 と同じデータを扱うので、同時に起票しておきます。

スクリーンショット / Screenshot

期待する見せ方・挙動 / Expected behavior

• 愛知県HPの県内発生事例一覧ファイルの「接触状況」が"空白"のものを"経路不明"とする。
  　(大村知事配信の「週別感染者数と感染経路不明者数の推移」と合致する事を確認済み)
• 「陽性患者数」推移グラフの(週別)(日別)に「感染経路不明者数」を掲載する。
• 系列の重なり100%とし、「陽性患者数」の手間に表示する。
• 凡例が表示されるので、グラフ本体の縦幅が小さくならないよう留意する。

[takainou]

首都圏では、既に多くのマスメディアが、東京都の日別感染者数推移棒グラフに、感染経路不明者を載せて連日報道しています。メーテレでもそういう報道があったようで、県民の理解も深まっており、一般的となっていると考えます。

[takainou]

系列の重なり100%とし、「陽性患者数」の手前に表示する。

この部分が、ライブラリの chart.js の制約で実現出来ないので、以下にて対応する
「検査人数・陽性率」グラフにて #454 (comment) 同対応を実施済みである

• 「感染経路判明者数」＝「陽性患者数」－「感染経路不明者数」を算出する
• 積み上げ棒グラフ(「感染経路不明者数」+「感染経路判明者数」)とする
• 凡例をクリックしても非表示化しないよう設定する
  　→「感染経路判明者数」のみの表示を避ける
• 「感染経路判明者数」の凡例名を「陽性患者数」とする
• どこにカーソルを置いても、その日の全情報を表示する
  　(日別) a月b日 陽性患者数: x人 過去7日間の平均: y人 感染経路不明者数: z人
  　(週別)(累計) a月b日 陽性患者数: x人 感染経路不明者数: z人
• 「感染経路不明者数」の色を赤(従来の色)とし、「陽性患者数」を薄赤とする(「検査人数・陽性率」グラフ参照)

つまり、データとしては「感染経路判明者数」だが、表示・操作上は「陽性患者数」として振る舞う事とする

[takainou]

県HPの発生事例一覧ファイルの「接触状況」が、名古屋市を皮切りに公表されなくなっております(オミクロン株の流行に伴う疫学調査等の運用変更に起因すると思われます)。

「接触状況」非公表化
名古屋市：2022年1月18日以降
一宮市：2022年1月29日以降
県管轄：2022年2月9日以降
豊田市：2022年2月15日以降
豊橋市：2022年6月7日以降
岡崎市：公表中

これにより、大半の「接触状況」が欠けており、「感染経路不明者数」を正しく表示する事が出来なくなっておりますので、本IssueはCloseでお願いします。