調査計画書_加治美佑

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調査計画書-書式-2017_加治美佑_初期版00.docx

調査計画書-書式-2017_加治美佑_修正版01.docx

調査計画書

調査テーマ：

タイにおける日本語教育の媒体の変遷と言語と文化の繋がり

目的：

長年日本語教育が行われているタイにおいて、日本語教育の媒体として現在と過去とを比較して、何が使われてきたのか、そして使われているのかを調査することで言語教育と文化の密接な関係性を再検討するとともに、両者の役割について考える。

テーマに着眼した背景：

タイにおける日本語教育の文献を読んでいた際に、タイにおいて日本語教育は戦後すぐに始まったことを知った。しかし今日においては日本のポップカルチャーが教育媒体や学習契機としてよく耳にする。ではこのポップカルチャーがなかった時代には何が学習媒体として使用されていたか、またポップカルチャーがメイン媒体として現在本当に使われているのか。本何が日本語学習者の関心を引いたのか気になったから。さらにこのテーマを調査することにより、言語教育と文化が具体的にどのような関係性を持つのか知りたかったから。

内容・対象・方法 | 対象：

タイにある日本語学校及びカセサート大学内の日本語学科の学生 また可能であれば、変遷を辿るため、学生だけでなく、タイ人教師も対象とする。  

調査内容・方法：

「日本語を学習する動機となったもの」「日本語学習時に使用している媒体は何か」「日本語を学んできた中で関心のある日本文化はなにか」をアンケートまたはインタビュー調査を行う。

調査計画書を書くにあたり、これまでに 行った情報収集：

• インターネット上の文献からの情報収集

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過去のコメント

まず、具体性が欠けるのは、事前の既往研究を下調べしていないことだと思います
１期生のフィールドワークで似たような調査を行ったものはありませんでしたか？
また、タイにおける日本語教育の現状について論じられた文献はありませんでしたか？
そういう下調べをすると、自分なりに仮説が立てられると思います。
例えば「タイにおける日本語教育は今後中国語教育と比較して、重要度が下がってくるのではないか」とか、「日本語教育の教材が漫画や映画など、エンターテイメントコンテンツが増えているのではないか？」とか
そういう仮説を前提に、質問を組み立てると具体性が上がります。

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仮説の組み立てを更にしっかり行う。

• ポップカルチャーがなかった時代には何が学習媒体として使用されていたか？ → 自分なりに何が使用されていたと想像できるか考えて自分なりの仮説とする。
• ポップカルチャーがメイン媒体として現在本当に使われているのか？ → 現在の日本語教育で使われているコンテンツとしてどんなものが想像されるかを検討し事前に自分なりの仮説としておく。

統計資料・定量的な資料を集める

• 現在の日本語教育に関連する様々な統計資料をかき集めて整理し、最も重要な図を３点ほどピックアップしておく。

インタビューについて

• 仮説を裏付けることができる質問を考えてみる。
• 仮説を否定することができる質問を考えてみる。
• 試しに一度やってみる。
• 改善点が出てくること思うので、それを反映させて、もう一度本格的なインタビューを実施する。

インタビューでの注意点

• できるかぎりインタビュー調査では本人の許諾を得た上で顔写真など撮らせてもらうこと。
• インタビューの音声をスマホなどで記録すること。

＞ 以上の点を留意しながら引き続き調査をすすめてください！

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