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2014年07月と08月のピューロランド (1 of 3)

いつもの備忘録で。どうにも最近ブログを書く時間をさけなくて、遅れ気味で申し訳ない。夏の出来事を冬に書いているので、夏休みの日記の宿題を冬休みにやっている気分。

今年の夏期間を振り返ると短い期間にたくさんの企画を詰め込んできていて、一言でいうととても楽しかった。年度によっては、夏休みなんだから何もしなくてもお客さんが来るでしょ、というおごりが感じられることもあったけれども、今年は決してそのようなことはなく、ピューロランドの本気が感じられた。

別途書いたもの

この2か月では別記事として書いたものが3つほどあった。

  1. 2014年7月の誕生日プレゼント
  2. メル小鳥の登場ルール仮説
  3. 夏祭 around さんりおぴゅーろらんど

1つ目の誕生日については、ルビーに誕生日プレゼントを差し上げた翌週に、もんきちとばつ丸に会うなり自分にもプレゼントをくれとねだってきた。おそらくルビーがプレゼントをもらったことを友達たちに自慢したんだろう。それぞれ1月と4月でだいぶ先だけれども、何かネタを思いつたら考えておこう。

2つ目のメル小鳥の予測は大幅に外した。一方で誕生日パーティでは何かあるというのはそれなりに当たっていて、メルメルドール付きのパーティとなるようだ。全部で3日あるパーティのうち9月20日のパーティに参加させてもらうので今から楽しみ。

3つ目の外部イベントはシンプルな割に目的がしっかりしていてすごく好印象であった。キティのかわいさをまた一段と知ることもできたし。

キャラクター大賞関連

キャラクター大賞の発表をピューロランドで行うようになってこれで4回目でしたっけ。

決起会

7月5日にあったっぽい。イベントがあったことを忘れていたが、たまたま西武園ゆうえんちから梯子をしていたらイベントが運よくあったので、あったっぽいといういい加減な表現。

内容としては、キャラクター大賞の各予選ブロック上位2キャラクターずつが知恵の木ステージに出てきて、決起をし、最後にグリーティングというもの。内容はそれだけ。意外だったのは衣装。どうせ燕尾服だろうと高を括っていたら予想外の衣装が出てきていた。

Aグループ1位のメロディと2位のシナモン。

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Bグループ1位のプリンと2位のイチゴマン。

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Cグループのチャーミーは階段を降りられないので地上から登場。

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Cグループ1位のリトルツインスターズと2位のチャーミー。キキララがランチステージの衣装とは意外。これが一番びっくり。

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このタイミングで大人の事情によりイチゴマンは退場。どうやらEグループが出てくるまでに変身を解かないといけないらしい。

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Dグループ1位のピアノと2位のけろっぴ。

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Eグループ1位のキティと2位のりぼん。キティがブルーの衣装とはこれまた珍しい。

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激戦のEグループの二人は腕組みをして目線をバチバチさせていた。決勝のポスターの状況を再現したものだろうか。

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一応決起会なので、決起をするわけだけれども、気合が足りないと審判からイエローカードが渡される。

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決起会の後のグリーティングはどのキャラクターもあまりもの人気でどこもすぐに締め切られていた。相当盛り上がっているみたい。

結果発表会

今年は例年のキャラクター大賞に比べ結果の発表が早く8月2日に結果発表となった。通常の発表よりも早く結果が発表されるメルヘンシアターでの結果発表会では上位15キャラクターが登場することになっていた。20位以上に入っているはずのたあ坊とメルがこの結果発表会と同じ時間に館内の別の場所にいることになっているため、たあ坊とメルはどうなることやらと結果発表の前から不安の声が寄せられていた。

シアター内での座席順は予約順ではなく並んだ順で各自選んでいく形式だった。朝早くから並ぶのは面倒だったので、開館時間に着いて、5分後くらいに入館して、そこから40分くらい座席確定列に並んで、中央ブロックの6列目くらいだった。座席決定方式は運営側も客側もお互い効率があまりよろしくない。

結果発表会のちょっと前に行われていたバースデーSHOWは中止で、登場予定3キャラクターのグリーティングになっていた。ショー運営スタッフがメルヘンシアターに駆り出されてしまったせいだろうか。

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メルヘンシアターでは20位から16位までは映像のみでの登場。一応順位を記録しておくと、20位たあ坊、19位イチゴマン、18位メル、17位サム、16位ばつ丸。グリーティングスケジュールから危惧されていたたあ坊とメルはここに入っていた。

15位以降は5位ごとに登場。15位ピアノちゃん、14位ポチャッコ、13位けろっぴ、12位チャーミー、11位クロミ。ピアノちゃん、顔隠すのかわいいなあ。

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10位ふくちゃん、9位りぼん、8位KIRIMIちゃん、7位ぐでたま、6位ゴーちゃん。この辺の順位は全然予想できなかった。ぐでたまのピューロランドでの登場はこれが初かな。

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5位から1位までのキャラクターたちはシアター後方から登場。

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5位シナモン、4位プリン、3位リトルツインスターズ。

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1位2位の候補となるキティとメロディが並んでスポットライトの当たったほうが1位という演出。

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それを横から心配そうに見守るプリンとシナモン。

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スポットライトが当たったのはメロディで、デザイナの小林久美子さんから花束贈呈。

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わき道にそれるけれども、1位候補と2位候補を並ばせる時の並び順でちょっと気になったこと。今年はメロディが下手側でキティが上手側であった。昨年の2013年でも候補はキティとメロディだったが、キティが下手側でメロディが下手側なため並び順が逆だった。

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なぜ逆なのだろうと考えると、花束係のデザイナさんが上手側から登場する際に都合がいいように1位のキャラが下手側に置かれるのかなと勝手に考えてみた。昨年の山口さんは今年の小林さんと同様に上手側から登場。

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気になったのでさらに過去のを調べてみようとしたが、2012年は用事があったので行けなかったため不明。その前の2011年、ピューロランドでのキャラクター大賞発表の最初の年では、1位のメロディが下手側で2位のリトルツインスターズが上手側。メルのデビューも兼ねていたので、この年の花束係は奥村さんで、上手側から登場してきていた。

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標本が3つしかないので、法則なのか偶然なのか不明だけど。仮に法則だとしたら来年からは法則を破ってくれるとうれしいかも。メルヘンシアターだとしたら下から花束係が出てくるとか。下から出てくる設備ががまだあるかは不明だが。

話を今年の結果発表会に戻すと、デザイナさんからの花束贈呈の後は15キャラクターが全員登場しての記念撮影。クジの当たった運の良い人は一緒に写ることもできていた。

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記念撮影の最中、シナモンがシナモンロールの材料である卵に興味津々だったところが見どころであった。ベーコンを引っぺがそうとしているし。抵抗をするのもめんどくさそうなぐでたまも困ったもんだ。

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発表会終了後の退場時にはメルヘンシアター入口から出口にかけて15位から1位の順にキャラクターたちが並んで、その順で軽く挨拶をしたりハイタッチをしたりできるようになっていた。ただしりぼんは知恵の木ステージでのショーがあるのでいない。ぐでたまについては後でまとめて書く。

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多摩センターに前日入りして朝一から並んで最前中央の席を獲得した人による動画は以下にあるので、そちらも参照で。

  1. https://www.youtube.com/watch?v=ATlgkbWn984
  2. https://www.youtube.com/watch?v=DigW73IUcgA
  3. https://www.youtube.com/watch?v=r3jFZF9z_s0

ミニ結果発表会

結果発表会と同じく8月2日に知恵の木ステージでミニ結果発表会があった。すでに発表されている結果を改めて発表して、あとはぐでたまを除いて普通にグリーティング。ぐでたまについては後でまとめて書く。

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7月5日の決起会とは異なり、イチゴマンに大人の事情が適用されずに最後までいたようだ。自分はぐでたまばかり見ていたから様子を見に行ってないけど。

どなたか存じ上げませんが、前半の結果発表部分は https://www.youtube.com/watch?v=1zECGKQt9AI に動画を上げてくれた人がいる。

ピアノちゃんのバースデーパーティ

7月6日と13日にピアノちゃんのバースデーパーティが開かれ、そのうちの6日のほうに参加させてもらった。鍵盤数が少なめの電子ピアノの鍵盤数が76個なので誕生日が7月6日だと覚えるとよいみたい。76という数字が覚えられなければ通常の88鍵から1オクターブ分の12鍵を削って76鍵で。誕生日の由来が鍵盤数から来ているのかは知らない。

2倍サイズのバースデーカード

誕生日当日となる7月6日には日中からピアノちゃんが通常比2倍サイズのバースデーカードを下げてくるという予告が出されていた。

自分はこの日ピューロランドに行くのが遅い時間からだったため、何回かあったピアノちゃんのグリーティングのうち、最後の1回のみお見かけすることができた。なんかすごく跳ねてる。

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帰りがけにすれ違う時にピアノちゃんがバースデーカードでバシバシ叩いてきてシールを貼れと言ってきた。カードの表面はもうすでにたくさんのシールで埋まっていたので、とりあえず裏面に貼らさせてもらった。この時点ではなぜ叩いてまでシールを貼れと言ってきたのか分からなかった。

パーティ本編

パーティ構成は以下のようになっていて、普段と大体同じ。抽選会があったり、クイズが事前に用意されたものだったりで、やや昨年度寄りかな。

  1. おふれあいタイム
  2. ジェスチャーゲーム
  3. 抽選会
  4. フォトセッション
  5. お食事タイム
  6. クイズコーナー
  7. 間違い探し
  8. バースデーソング
  9. 記念撮影

ピアノちゃんはピューロランドにデビューしてからまだ日が浅いので、パーティーに着てくる衣裳はあるのだろうかと心配になっていた。通常ならば4つの衣装を出すためにお色直しタイムが3回ある。

1のおふれあいタイムでは普段着のまま。

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2のジェスチャーゲームと3の抽選会はメロディのみで、これも普段着。

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4のフォトセッションではメロディはそのまま居残りで、ピアノちゃんが2倍サイズのバースデーカードを見せびらかしながら再登場。これが1回目のお色直し。

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5のお食事タイムはメロディが食べたそうに料理を見ていた。

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料理にはシチューボールとローストビーフがあり、4階の2つのレストランでとりわけおいしいものなので、パーティのディナープレートの中ではここ半年で最もおいしかったように思う。

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6番のクイズと7番の間違い探しではお姉さんがお色直しして出てきた。非売品のピアノちゃんフード。これで2回目のお色直し。

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8番のバースデーソングではメロディが『天使の大行進』に着替えてきたので3回目のお色直し。ピアノちゃんに衣装がなくてもお色直しがちゃんと3回あったようだ。

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バースデーソングのタイミングでもゲストキャラが出てくるのってリカちゃんの時くらいしかなかったような。ちょっと特殊でしたね。後方ステージで花束を渡したりして、後方ステージをずいぶんと活用していた。

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リトルレディジュエル

ディスカバリーシアターの『ジュエルペット きら☆デコッ! ミュージカル』が上演終了になり、7月12日から『レディジュエルペット 魔法のミュージカル! 誕生! リトルレディジュエル』が上演開始になった。タイトルにある通りアニメ6期をベースにしている。事前情報ではコメディの方向性と言われていたが、方向性どころか全力でコメディとでもいっていいくらいの直球コメディ。よくこれだけ奇抜にやったと驚かざるを得ない。

スマートフォンを全てのお客さんに貸出し、ショー参加のための小道具として用いるという斬新なことも行われていた。子供にとってはおもちゃではない本物のスマートフォンを持てる機会を与えられるわけで、それだけでもわくわくものだろう。シアターのスポンサーが富士通だったので端末は ARROWS なのかと予想していたが実際には IS06 だった。端末の色は基本は白色のようだが、まれに黒色が混じる。

シアター入口での説明映像では、端末を持ち帰ると端末の GPS によって場所を特定するという脅し文句が入っていたが、実際には GPS は無効になっている。だからといって持ち帰ってはあかん。

演出は外部の細川徹さんだそうで、CINRA.NET のインタビュー記事「演出家・細川徹が飛び込んだ、異例のサンリオミュージカル」が面白い。褒め言葉として最もひどいと個人的に思っているショー中で歌詞の「まあまあ夢はかなう」の意図が語られているのもよい。「まあまあ」という表現は本当に絶妙。大人からしたら歌詞に突っ込みを入れたくなるが、子供からすれば「まあまあ」のニュアンスはスルーするので夢はかなうものだと感じ取ることだろう。

一方でこのショーと同じ時期に始まった花火ショーやミラクリュージョンでダニエルが、夢は必ずかなう、とそれぞれのショーの最後のほうで発言している。これらとの差異はいったいなんなのか。そのくらいこのリトルレディジュエルはぶっ飛んでいる。

「まあまあ夢はかなう」以外にも「おいおい分かると思うわ」などの汎用性の高い名言も多い。ほとんどの歌で歌詞が表示されるので突っ込みもしやすい。

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先のインタビューでは多摩センターを出すことがぎりぎりのラインを狙ったとのこと。自分は実在の地名が出てくることに特に違和感を感じなかった。毎土曜には多摩センターの街をキティが散歩しているので、地域密着という印象がある。むしろ個人的にぎりぎりを狙いすぎだろうと思ったのは、ガイドマップを拾えない場面と、フェアリーランドのパロディだ。

ガイドマップを拾えない描写は、身体障害者を馬鹿にしているとも受け止められかねないのが心配。細かいことを気にしすぎと言われるかもしれないが、この辺のリスクは回避しておきたい。

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フェアリーランドでの他ショー『マイメロディの星と花の伝説』をパロディにしてしまうのは、見たことがない人を置いてけぼりにしうる。

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星花は上演開始からもう何年か経っているとはいえ、まだ見ていない人もいるだろうにクライマックスシーンのパロディを行うなんて。他のショーのパロディは年末イベントなどではよく行われてはいたが、それは客層がピューロランドに普段から来る人だから通じたことであって、初めてピューロランドに来た可能性があるお客さんに他ショーのパロディは挑戦的すぎる。

コメディ路線のせいなのか、ルビーが受け狙いのジャンプをする確率も高い気がする。以前からもルビーだけが欽ちゃん飛びをすることがあったが、コメディだから逆に適しているのか。

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なんにせよ、上演が始まって2か月弱の間に4回見させてもらったが、ここまでパロディ路線につっぱしった姿勢は素晴らしい。無難なものよりも尖っているほうが面白いし。

余談だが、7月に2回見たときには両方ともルビーチームだったが、7月29日にルビーにピノの箱をプレゼントして以降の8月の2回はももなチームとリリアンチームであった。変なプレゼントをしたせいでルビー運が下がったのかも。

ショーの映像に出てくる寿司屋さんはピューロランドの裏にあって以前にキティズパラダイスで撮影に使っていた寿司屋さんだろうか。もう7年前に行ったきりそれ以降行っていなかったので、聖地巡礼で行こうかね。

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