背景はこちら https://twitter.com/uturned0/status/1419670484560404480?s=20
複数の方に校正いただきました。ありがとうございました!!
https://github.com/kujiy/ipa-open-letter/blob/main/reply1.txt
日付
独立行政法人情報処理推進機構 情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 ご担当者様
わたしの氏名
提言及び質問
2021年7月26日、私はIPAが2020年度の講習運営業務を委託した株式会社内田洋行及び株式会社ウチダ人材開発センタによる情報処理安全確保支援士のリモート講習(実践講習A)を受講しました。講習には事前学習からかけ離れた演習が複数組み込まれていました。受講者は実名でのロールプレイングを行うなかで、架空の組織において立場の弱い人物という設定での演技を強制されました。その際に講師が高圧的な態度で特定の受講者が答えに窮するまで追い詰めるシーンが多々見受けられました。本件についてツイッター上で情報を求めたところ、初年度から繰り返し同様の講習が行われていたとの情報が寄せられました。
- ロールプレイングの本質を考慮した上で、講師が高圧的な態度を取ることについて講習全体の企画・運営を含めた問題として理解し調査・改善しては如何か。
- 口頭演習をすべて中止する、または、事前学習を口頭議論にふさわしい内容に変更し、人権を侵害する可能性の高い立場の上下及び演技の必要性といった設定を取り除いては如何か。ビデオを上映するなど、講師の応答を受講者に配慮した内容に標準化しては如何か。また口頭演習を続ける場合は、発表者に対してグループの代表と言う立場を与えないことを推奨する。講師から威圧的な態度を取られた場合、グループを守る心理が働き意見を変えて逃げられないからである。
- 事後アンケートに「内容に依らず罰則を与えない」旨を表記し、公開して問題ないと回答した受講者についてアンケート結果を一般公開しては如何か。
- 口頭演習の実施を今後も継続するのであれば匿名・仮名での受講を認めては如何か。実名での確認をする受付と、名札をつけない講習の場をそれぞれ分ければオフラインと同じ状態が再現できる。
- カリキュラムにそぐわないと考えられる演習および講師による威圧的な応答が複数年に渡って継続されていた点について、外部の専門家による調査及び結果を公開する考えはあるか。
- 講習の実態を公開した者について、情報処理安全確保支援士 倫理綱領に照らされた基本原則に基づき、処分が課せられるか。
上記質問については回答を @mail.com に 2021 年 10 月 12 日までに頂きたく思います。難しい場合は、1週間前の 19 時までにその理由を回答ください。
この文書および貴機構からの回答はその有無も含め、特段の理由がない限り公開したく思います。
以上
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