Web制作会社の社内アプリケーションとして開発されたプログラムです。
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールからデータを収集し、顧客に提出するための印刷やPDF出力を想定したアクセス解析レポートを作成します。
一般的なレンタルサーバーにインストールし、ブラウザから操作できます。
こちらから出力サンプルをご覧いただけます。
印刷やPDF出力もお試しいただけます。
このプログラムはユニバーサルアナリティクスプロパティにのみ対応しています。
新しい Google アナリティクス 4 プロパティでは使用できません。
プログラムのファイルをサーバーにコピーします。
サーバーにSSHで接続してください。
cd ~/www #任意のWebサーバーディレクトリに移動してください。
git clone git@github.com:shugomatsuzawa/Web-Analytics-Reporting-Tool.git
顧客の重要な情報を扱いますので、このディレクトリにはBasic認証等の設定を推奨します。
Python 3 のインストールが必要です。
プログラムのディレクトリに移動し、requirements.txt の内容をインストールします。
pip install -r requirements.txt
サーバー上のPythonのパスを設定に入力します。
2020年8月現在、さくらのレンタルサーバで Python 3 や pip を使用することはできません。
さくらのレンタルサーバにユーザーの Python 環境を構築するには、pyenv を使う方法が最も安定して使用することができます。
参考
- 【python】sakuraサーバー上でpythonを使ってtwitter投稿するまでの話
- [サクラレンタルサーバー] (初心者向け) PythonとpyenvとFlaskの環境構築方法。| cshの場合
Google API コンソールにアクセスし、次のAPIを有効にします。
- Analytics Reporting API
- Google Search Console API
サービスアカウントを取得し、使用するアナリティクス・サーチコンソールアカウントに登録します。
JSONキーファイルをサーバーに保存し、設定にファイルの場所を記入します。
このプログラム専有のMySQLデータベースが必要です。
複数のテーブルを登録可能です。
カラムの例は次の通りです。
Field | Type | Key | 説明 | 例 |
---|---|---|---|---|
viewId | int | PRI | Google アナリティクスのビューID | 123456789 |
name | varchar | 顧客名 | 〇〇株式会社 | |
siteName | varchar | サイト名(マルチサイトの場合に必要) | 通販サイト | |
url | varchar | サイトのURL | https://example.com | |
searchConsole | tinyint(1) | サーチコンソールの使用(使用する場合は 1) | 1 | |
keyword | text | ランキングの設定キーワード(カンマ区切り) | キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード |
設定に必要な情報を入力し、データベースを登録します。