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2024_0501_GM資料
ryusei1072 edited this page May 1, 2024
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- クラウドソーシングの論文を読んだ
- クラウドソーシングを認知科学研究に使うべきであろうか
- 人口統計変数的特徴
- ワーカーの集団は大学生に限らず、年齢、学歴、職歴、就業状態などの人口統計変数が多様である
- ただし、人口の全体分布から考えるとやや若く、全人口を代表するサンプルとはいいがたい
- データの信頼性の担保
- 多くの場合検証実験がなされる
- 心理学のストループ効果やサイモン効果、などは再現することができた
- サティスファイシング
- 努力の最小限化(satisfice)が起こる
- 指標として注意チェックテストIMC(instructional manipulation check)が検出項目として使われる
- 長々と書かれている教示文をよく読むとまず、「次へ」ではなく「タイトル」をクリックするように書かれている。そこをクリアできなかった人には報酬が払われない
- 大学生を対象としたオンライン調査ではIMCの違反率が35%~46%に及ぶ
- 日本人を対象とした研究においても51%~84%に及んだ
- 人口統計変数的特徴
- オンライン調査モニタの Satisfice に関する実験的研究
- Krosnick(1991)によれば、弱いSatisficeと強いSatisficeに分けられる
- 弱い:調査項目は理解した上で回答しようとしているが選択可能な選択肢を部分的にしか検討しない。
- 強い:調査項目の内容を理解するための認知的コストを払わず誰にでも選択可能な選択肢を選んだり、当てずっぽうに選択する回答行動が生じる。
- Satisficeが生じる主な原因としては、調査項目の難しさ、回答者の能力、回答者の動機づけの三つがある
- 回答者の動機づけは回答者の認知的欲求、調査テーマへの個人的重要性、調査への回答が何かの役に立つという信念、回答による疲れ、調査主体の姿勢に影響される(Krosnick&Presser2010)
- スクリーニング調査においてOppenheimer, Meyvis, & Davidenko (2009)が開発したIMC(Instructional manipulation check; 図1)を用いる
- クラウドソーシングを認知科学研究に使うべきであろうか
- 自身の研究では対面実験と比較することによって回答者の動機づけを高める
- 実験の開始:被験者集め
- 残りの発話スタイルの聴取(3人)発話スタイルが混在していないか
- 関連で自分の研究の結果も示せたら良いかも
- slackに報告、年間計画と読んだ論文